ラベンダーとゼラニウムの水蒸気蒸留
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起源は古代メソポタミア文明ともいわれますが
現在の方法が確立されたのは10~11世紀のイスラム文化です。
当時行われていた錬金術の中で
植物のessenceである精を取り出す装置として考えられました。
実際に植物を蒸留すると
フレッシュな中にも力強く奥深い香りが凝縮されて取り出せます。
そしてそれを吸気でとりこめば、一気に全身が浄化されるよう。
香りからは植物の気配まで感じられエーテル体にまで届き
優しく包み込まれるような感覚も。
こんな素晴らしい体験を自宅でさせてくれるのが
家庭用水蒸気蒸留器。
私のものはポルトガルで手作りされた銅製の「アランビック」

芳香成分を水蒸気とともに気化させ冷却して液体化する装置ですが
とっても簡単。
アルコールランプで熱を加え、水道水で冷やすだけ。
ラベンダーとローズゼラニウムを蒸留しました。

芳香蒸留水の表面に精油がわずかに浮いていますが、
化粧水とルームスプレーに使っています。
県内の緊急事態宣言が解除されたら、
教室で蒸留会をしようと思います。
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